大人のための"カラオケ教室"
愛知県名古屋市のカラオケ教室「TAKESHI Vocal Studio」
ジャッキー吉川&ニューブルーコメッツのボーカルとしても活動するTAKESHIの歌手生活40年にも及ぶキャリアで習得した独自メソッドで、楽しみながら上達できます。
愛知県名古屋市のカラオケ教室「TAKESHI Vocal Studio」
ジャッキー吉川&ニューブルーコメッツのボーカルとしても活動するTAKESHIの歌手生活40年にも及ぶキャリアで習得した独自メソッドで、楽しみながら上達できます。
今から35年前の8月12日、日航機が群馬県御巣鷹の尾根に墜落する悲惨な事故が起こりました。
改めてご冥福をお祈りいたします。
昭和60年、僕がブルーコメッツに入る3年ほど前の事です。
この事にまつわる不思議な恐怖体験のエピソードをお話しします。
僕がブルーコメッツに入りしばらく経ってからのことです。
ステージにも慣れ全国各地を回っていた頃の話です。
あれは確か大阪厚生年金会館だったと思います。
当時の色んな方が出演する○○フェスティバルのような歌謡祭です。
ブルーコメッツ以外にも、西城秀樹さん、松尾和子さん、チェリッシュさん、その他多くの方が出演されていたと記憶しています。
舞台の企画としては、自分の持ち歌以外にも他の方のヒット曲を歌うというものでした。
リハーサルの前だったか後だったかは忘れましたが、同じ出演者でチェリッシュの松崎さんが僕たちの楽屋に尋ねて来られました。
先輩のジャッキーさんにご挨拶に来られたのです。
そこでの話です。
松崎さんが何年か前に起きた日航機事故のことを話し始められたのです。
というのも今日チェリッシュが歌う曲が「上を向いて歩こう」だったからです。
ご承知の通り日航機の事故で「上を向いて歩こう」を歌われた坂本九さんが亡くなっています。
そこで松崎さんが、
「ジャッキーさん、『上を向いて歩こう』って意味深な歌詞ですよね」
「『幸せは雲の上に 幸せは空の上に』、そう思いませんか?ジャッキーさん!」
僕も同じ楽屋にいて話を聞いていましたが、言われてみれば確かに、、、
この時は特に何も感じませんでしたが、この後大事件に!!
いよいよ本番が始まりました。
僕たちの出番が終わり、舞台袖で次のチェリッシュの登場を見ていた時です。
予定では「上を向いて歩こう」のイントロが始まったらチェリッシュのお二人が舞台上段から登場して、歌が始まったら階段を降りながら歌うという段取りです。
リハーサルの時は全く問題なく進行しました。
ところがです!
本番では「上を向いて歩こう」の歌が始まってチェリッシュのお二人も歌ってはいるけれどマイクの音が出ないのです。
それが何秒か続き階段の途中あたりからやっと声が聞こえてきました。
原因はわかりません。
後で同行しているPAスタッフに聞きましたが、あの時音響のオペレーションも訳が分からず、ミキサーを何度も叩いていたそうです。
不思議です、、、
後にこのことが大騒ぎになり、マイクの音が出なかった時きっと坂本九さんが降りてきて歌っていたのではという話題になり、背中が少し寒くなったのを覚えています。
今でも本当のことはよく分かりません。
松崎さんがジャッキーさんに言った言葉、舞台での出来事、もしかしたら何か関係があったかも、です。
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