- 練習はしっかりやっているのになかなか歌が上手くならない。
- あのプロ歌手のように歌いたいけど全然思うように歌えない。
- 歌が上手くなるための練習方法がわからない。
日々こんな風に思っている方、結構多いんじゃないでしょうか?
「TAKESHIメソッド」ならそんな悩みも解決できます!
TAKESHIメソッドとは
TAKESHIメソッドとは、一言でいうと、
歌うために必要な体の各部の動きを体が効率よく自然に動かすことができるよう、単純な動きに分解し個別で鍛える手法の一つである。
すなわち、単純な動きを繰り返し行うことで、体が自然に反応するようになり、歌うために必要な筋肉が自然に鍛えられ、歌の基礎力が格段に上がるというものです。
例えば野球でいうと

キャッチボールやバットの素振りがイメージしやすいと思います。
キャッチボールは、ボールを取って投げるだけの動作を繰り返し行います。
常にグローブの芯でボールを取り、素早くボールを正しく握り、相手の胸元に正確に返す、ただそれだけを何回も繰り返し体に染み込ませます。
この動きを体が覚えることで、どんなボールが来ても正確に取って投げることが可能になります。
バットの素振りもしかり。
ボールの軌道をイメージしてボールの芯を捉えるイメージで何度もバットを振り込むことで、無駄のない力強いスイングが生まれます。
ピッチャーが投げたボールに瞬時に反応し最短距離でバットが力強く振れるのかがポイントになります。
頭で考えている暇はありません。体が来るボールにいかに反応できるかです。
歌の場合も同じです

我々プロのヴォーカリストは、お客様を目の前にして、歌のイントロが始まると気持ちが高揚してきます。
その時この歌をどう歌うか瞬時にイメージが湧いてきます。
湧いてきたイメージに対して体の各部がイメージどおり動くかということが大きなポイントです。
基礎力が低いとせっかく良いイメージが湧いてきたとしても思いどおり上手く歌うことはできません。
TAKESHIメソッドを使いトレーニングをすると
動きの一つ一つは単純なのですぐに動くようになります。
いくつかの複雑な動きも個々の動きが確実に体に入っていれば簡単に動くようになります。
野球のノックのように色んなボールが来ても、しっかりキャッチボールができていれば、
体の正面で受けようと反応します。体が覚えているのです。もちろんキャッチボールの際も、
自然にフットワークが身についていますので、ノックの際も自然に足が動きます。
実際どんなトレーニングをするのか
大きく3つの動きです。
①呼吸の仕方
②声の出し方
③リズムの乗り方
①呼吸法

一つ目は正しい呼吸法について練習します。まずは強い息を吐く練習です。
強く息を吐くことで歌うための筋肉(横隔膜等)が鍛えられます。
練習する上で大事なことは、必ず息を強く出した後一旦お腹を緩めることです。
そうすることで自然に息が入ってきます。息を吸わなくても自然に息が入ってきます。
これが正しい腹式呼吸です。
◆正しい腹式呼吸の練習
- 強く長く息を吐く
- 強く短く息を吐く
- 短く吐いた後長く吐く
②発声法

二つ目は正しい発声法について練習します。正しい口の開け方で響きの良い声を作ります。お腹の動きと連動させ喉の力を抜いて一番響きの良い場所を探ります。
最初の内はお腹の筋力が弱いので喉に力が入りやすいです。
喉に力が入ると声の響きが止まってしまうので注意が必要です。
◆正しく口を開ける練習
- 顔のストレッチ体操
- アエイオウの口の形
- 呼吸と発声の連動

◆声の響かせ方
- 口からと鼻からの響き
- 声を混ぜてアエイオウと響かせる
- 低い声から高い声を響かせる
- お腹の力で声を前に出す
- 声を揺らす(ビブラート)
③リズムの乗り方

最後は正しいリズムの乗り方の練習をします。
大事なのはビートの裏を感じてリズムに乗る感覚をつかむことです。
まずはゆっくりなテンポで1(イチ)2(ニイ)3(サン)4(シイ)と口に出して数えながら膝の曲げ伸ばしを行います。
最初は少し膝を曲げておき、伸ばしながら1(イチ)で、「チ」のところで再度膝が曲がります。
同様に2、3、4、5、6、7、8と続けます。
膝の動きができたら左右の動きをプラスし、それもできたら手拍子を入れるといった具合で、できたら次といった感じで練習することが重要です。
◆ビートの感じ方
- 裏拍を感じる
- 8ビートに合わせてステップを踏む
- 手拍子を打つ
- リズムに乗って発声練習
まとめ
- 「TAKESHIメソッド」で練習すれば誰でも簡単に歌が上手くなる
- 単純な動きを正しく確実に反復練習するだけで自然に習得できる
- 歌いたい内容をイメージするだけで体が自然に反応するようになる
- 毎日行うことで歌の基礎力が格段に上がる