大人のための"カラオケ教室"
愛知県名古屋市のカラオケ教室「TAKESHI Vocal Studio」
ジャッキー吉川&ニューブルーコメッツのボーカルとしても活動するTAKESHIの歌手生活40年にも及ぶキャリアで習得した独自メソッドで、楽しみながら上達できます。
愛知県名古屋市のカラオケ教室「TAKESHI Vocal Studio」
ジャッキー吉川&ニューブルーコメッツのボーカルとしても活動するTAKESHIの歌手生活40年にも及ぶキャリアで習得した独自メソッドで、楽しみながら上達できます。
ピアノ伴奏やバンドで歌う時歌詞はどうしていますか?
それぞれだと思いますが、できれば歌詞は覚えて歌いたいものですね。
では、カラオケで歌う時はどうでしょうか?
まずほとんどの人はカラオケ画面に流れる歌詞を追って歌っているのではないでしょうか。
それに何か問題があるのかと思った人もいると思います。
歌詞を見て歌うこと自体悪いことではありません。流れる歌詞を追うがあまりカラオケの音を意識しなくなることが問題なのです。
カラオケの出始めの頃、僕もカラオケのレコードを買ってよく歌っていました。
その頃はカラオケレコードに歌詞カードが付いていて、歌う時は歌詞カードを見ながら歌っていました。
その後レコード以外にも「8トラック」のテープやカセットテープのカラオケが出てきて誰でも気軽にカラオケが歌えるようになりました。もちろんその頃も歌詞カードを見てです。
カラオケもどんどん進化し、レーザーディスクが出ると映像まで映るように。
この頃から歌詞カードが無くなり、代わりに画面の映像の中に歌詞が出るようになり、そして現在ではレーザーディスクも無くなり、インターネットを使った通信カラオケとなり、歌詞も歌に合わせて色が変わりどの部分を歌っているのかが一目で分かるようになりました。
この歌詞の色が変わることで歌う人にとってはとても歌いやすくなりました。
ところがこれが良くないのです。
歌詞の色が変わることでどうしても歌詞を追ってしまうのです。
すると歌詞を追うことに神経が行って、肝心のカラオケを聞くことがおろそかになるのです。
カラオケならぬ「字オケ」です!
本来歌を歌う時はカラオケを耳で聞いて歌います。
それが歌詞の方に神経が行くことでカラオケのリズムやノリを感じずに歌うため、ノリの悪い何となくつじつま合わせのような歌になってしまいます。
カラオケで歌う時は字幕を追って歌うのではなく、カラオケのリズムをよく感じて歌うことをおススメします。
そうすることでノリの良い歌になることは間違いありません。
今ではカラオケの機器も進化して、設定で歌詞を消したり、歌詞の色を変わらなくしたりすることができます。
カラオケで歌うとすごく上手く歌えるのに、生演奏になると思うように歌えないという人をよく見かけます。
一言でいうと
生演奏は歌に合わせてくれる。
カラオケは歌が合わせる。
そうなんです!生演奏は人間が演奏します。なので楽器同士音を聴き合って演奏しますし、もちろん歌がある場合は歌も聴きます。そうすることで一体感が生まれ心地良いサウンドとなります。
カラオケは?というと、残念ながら機械なのでいつも同じ音が鳴り、その音に人間が合わせることになりとても窮屈なんです。
ライブの場合同じ曲を歌っても演奏者が変わることで雰囲気が変わります。
また、同じ演奏者でも場所が変わったり聴く人が変わったりしても音が変わります。
そうなんです。人間には感情があります。
その時の気分やノリ、会場の雰囲気によって良くも悪くもなります。
生演奏になると上手く歌えなくなる人の多くは、ちょっとした音の違いに対応できないからです。
ライブ伴奏に慣れると一体になった感覚がとても気持ち良く感じますが、慣れないとかえって戸惑ってしまうため上手く歌えないのです。
カラオケに慣れすぎいつも同じ音で歌っていると、ちょっとした変化に対応できず、歌に入りそびれたり伴奏とずれたりして上手く歌えないことが多々あります。
機会があればぜひ生の伴奏で練習してみてください。
ピアノでもギターでもバンドでも構いません。
生伴奏で歌うことで、カラオケのようにいつも同じ伴奏ではなく、楽器によって全く違った雰囲気となり、それに上手く合わせられる対応力が付くのです。
特に大事なのがリズムです。ピアノやギターのベース音をよく聴きノリを感じながら歌う癖をつけてください。
どんな楽器でも上手く歌えるようになれば、カラオケで歌っても必ず上手くなります。
カラオケでしか歌っていないあなた!いつか歌詞も完璧に覚え、生バンドで歌ってみませんか!
きっと別の世界が待っていますよ!
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