声も加齢により老化します! ~シニアでもきれいに発声する方法~

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シニア・中高年向け"カラオケ教室"

愛知県名古屋市のカラオケ教室「TAKESHI Vocal Studio」

ジャッキー吉川&ニューブルーコメッツのボーカルとしても活動するTAKESHIの歌手生活40年にも及ぶキャリアで習得した独自メソッドで、楽しみながら上達できます。

目次

加齢による声の悩み

段々歳を重ねると色んな所が衰えてきます。

もちろん声も例外ではありません。

最近どうも声の出が悪いとか、声に力がないとか、喉がガサガサするといった悩みを持っている方へは「歌」をおススメします。

歌を歌うことで呼吸筋や声帯が鍛えられ、楽しみながら老化を防ぐことができます。

そこで今回は呼吸筋や声帯の老化防止の方法をご紹介します。

呼吸筋が弱る

まず声が出なくなる大きな原因は呼吸筋が弱ることです。

コロナ禍で外出を控え、家に閉じこもりがちになっている方は要注意です。

人と話す機会も減り、家でじっとしていることが多くなると当然身体の筋肉も弱り、同時に呼吸するための筋肉も弱ります。

呼吸筋とは、横隔膜を中心に肋間筋など呼吸をするために必要な筋肉です。

ではどうやって鍛えたら良いか?

息を強く長く吐く運動

歯に息を当てながら「スーーーーーー」と強く伸ばせるだけ息を吐いてみましょう。

この時お腹の力で息を押し出すようなイメージで行ってください。

イメージがつかみにくい場合は、風船(硬めの)を一気に膨らませる感じでやってみてください。

息を強く短く吐く運動

次に同じように歯に息を当てながら、今度は強く短く「スッ」。

この時もお腹の力で「スッ」とやる感じでやってください。

吹き矢を吹く要領です。

息を「スッ」と出したらすぐにお腹を緩めてください。そうすると息が自然に入ってきます。

吐いた後自然に息が入るようになったら、今度は一定のリズムで続けて行ってください。

「スッ」「スッ」「スッ」「スッ」・・・

最初は1分位から始めて、慣れてきたら少しずつ時間を延ばし、最終的には5分位できると良いですね。

複合運動

最後は2つを同時にやります。

最初4つ「スッ」「スッ」「スッ」「スッ」と強く短く息を吐き、5つ目を今度は強く長く「スーーー」と4拍分吐きます。

これを1セットとして何回か繰り返します。

「スッ」「スッ」「スッ」「スッ」「スーーー」

声帯が弱る

呼吸筋を鍛えると声に力が出てきます。

そうしたら今度は声帯です。

声を出す筋肉も加齢により衰えます。

声帯とその周りの筋肉を鍛えることで声は若返ります。

声帯を引っ張たり緩めたりすることで声の高低を作っています。ですので歌を歌うことは自然に声帯や声を出すための筋肉を鍛える事になるのです。

歌う前にやる、いい声が出るおススメの練習方法があります。

カラオケBOX等で歌う際、いきなり歌うのではなく、まずお好きなカラオケを流し歌詞で歌うのではなく「ラ」でメロディーをを歌う。

強い呼吸を意識してなるべく大きな声の「ラ」で一曲歌ってみてください。

この時なるべく大きな口を開け、身体はリラックスした状態で歌ってください。

足腰が弱る

コロナ禍でなどで家にいることが多くなると、やはり足腰も弱ります。

足腰が弱ることでちょっとした段差でつまずいて転んだりして、骨折などでそのまま入院。ひどいとそのまま寝た切りになるケースもあり、足腰が弱ることは大変重大な問題です。

散歩でも良いですが、できれば楽しく継続できる歌って踊る練習に効果があります。

歌って踊ることで心肺機能も高まり、免疫力も高まると言われています。

踊ると言ってもジャニーズやエグザイルみたいな激しい踊りではなく、軽くステップを踏む程度で大丈夫です。

歌いながら左右や前後にステップを踏むだけでいいのです。

そうすることで足腰が鍛えられます。

できればちゃんとリズムに合わせてやってください。そうすれば歌のリズムも良くなりますよ。

ステップを踏む時は、膝の曲げ伸ばしも同時に行ってください。

頭が弱る

家にいてじっとして何もしなくなると身体だけではなく頭も弱ります。

頭は使えば使うほど活性化します。なのでどんどん使った方が良いのです。

そういう時に歌はピッタリです。

歌にはメロディーや歌詞があります。歌の曲を覚えることはすごく脳に良いのです。

曲を覚える時は、できれば楽譜を見ながら覚えてください。細かい音符を見ることで脳は活性します。

できたら歌詞も覚えてください。1番から3番まで覚えることはものすごく大変ですが、覚える作業が脳にとても良いのです。

まとめ

加齢に加えて家に閉じこもることが多くなると間違いなく身体や脳は衰えます。

身体や脳の老化防止のためにぜひ歌を歌いましょう!

そして歌う前にしっかり呼吸筋を鍛え、歌う時は大きな声で、ステップを踏んで、歌詞を覚えて歌いましょう!

喋る声にも勢いが出て、きれいな声になることは間違いありません。

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