ビブラート、勘違いだらけの練習方法!実はどう使い分けるかがカギ!

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大人のための"カラオケ教室"

愛知県名古屋市のカラオケ教室「TAKESHI Vocal Studio」

ジャッキー吉川&ニューブルーコメッツのボーカルとしても活動するTAKESHIの歌手生活40年にも及ぶキャリアで習得した独自メソッドで、楽しみながら上達できます。

目次

ビブラートとは

ビブラートとは、歌の語尾やロングトーンを出す際音を揺らして余韻を残すことを言います。

そもそも何でビブラートが必要か?

なんですが、ビブラートは声だけではなくて楽器でも多用されています。

  • バイオリンやギターなどの弦楽器
  • クラリネット、サックスなどの管楽器

音の終わりがプツンと切れるのではなくて、余韻を残しながら音を消していく方がきれいに聞こえるからなんです。

カラオケのマイクにもいわゆる「エコー」ってありますね。

今でこそ機材も良くなって、ビブラートをかけなくても機械的にやってくれますが、その昔はマイクも機材も良くなかったので、自力で「エコー」をかけなければならなかったんです。

では、今はビブラートは必要ない?

そうとも言えないのです。できないよりは出来た方が便利です。

シーンによって使ったり使わなかったり、いろいろできる方がいいのです。

エコーとは?

ビブラートの練習の前に、「エコー」とは何?ですが、

「こだま」「やまびこ」などのことです。

新幹線ではないですよ!

いわゆる「反響」ですね。

山などで叫ぶと「おーいおーいおーい」と跳ね返ってきますね。この跳ね返りのことですが、実際カラオケ機器についているエコーは、細かく言うと同じ音や声を繰り返す「delay(ディレイ)」と残響の「reverb(リバーブ)」を足したものなんです。

「delay」は「テストテストテスト、チェックチェックチェック、オイオイオイ」こんな感じですね。

「reverb」は「ワーーーン」と響く感じですね。最後鼻に響かせて余韻を出しています。

ビブラートの練習方法

話をビブラートに戻しますが、要はこの「delay」と「reverb」を同時にやるようなイメージと思ってください。

えっ!そんなこと出来るの?と思った方もいらっしゃると思いますが、

難しいのですぐにはできませんが、練習すればできるようになります。

delay

まず「delay」の同じ音を繰り返す練習です。

ちょっとコツがあります。

音を動かす練習

同じ音と言っても厳密に言うと同じ音ではありません。

「あぁあぁあぁ」2つ目の「あ」は若干音が下がっています。

分かりますか?

まずは、この「あぁ」で音を動かす練習です。

一緒にやってみましょう!

どうですか?上手くできましたか?

呼吸の練習

次に呼吸の練習ですね。

横隔膜を意識して、「すぅ」

呼吸の章でもやりました、歯に息を当てながら「すぅ」と強めの息で吐く練習。

少し連続でやってみましょう。

「すぅ、すぅ、すぅ、すぅ、すぅ」

ハイ、どうですか?

今度は先ほどの「あぁ」でやってみましょう。

「あぁあぁあぁあぁあぁあぁ」

息で強弱をつけながら音を動かす練習。

喉に力が入っていませんか?

リラックスしてやってみてください。

上手くできたら、少しずつ早くやってみましょう。

「あぁあぁあぁあぁあぁあぁ」

最初はなかなか安定した揺れができないので、根気よくやってください。

3連音符で練習

次にこういう練習をしてみましょう。

「あえいおう」で、3つずつ揺らしながら伸ばす練習です。

3連音符でやってみましょう。

「あ」「え」「い」「お」「う」の正しい口の開け方

「あああえええいいいおおおうううううう」

ちょっと難しいですね。

絶対に喉に力を入れないように気を付けてください。

ビブラートの練習

それができたら次は、最初は真っすぐ伸ばして、途中からビブラートを入れてみましょう。

こんな感じです。

「あーーーーーーあぁあぁあぁあぁあぁあぁ」

reverbを加える

さぁもう少しです。

今のが出来るようになったら、語尾を少しずつ小さくしていきましょう。

「あーーーーーーあぁあぁあぁあぁあぁあぁ」

フェードアウトしていうような感じで、

「あーーーーーーあぁあぁあぁあぁあぁあぁ」

できたら最後は鼻に響かせて余韻を残します。ハイ、リバーブ感ですね。

「あーーーーーーあぁあぁあぁあぁあぁあぁ」

とても難しいですが、上手くできましたか?

根気よく何度も何度も練習してください。必ず出来るようになりますよ。

色んな揺れ幅で練習してみよう!

上手く出来るようになったら色んな波の大きさでやってみましょう。

  • 小さい波のビブラート

「あーーーーーーあぁあぁあぁあぁあぁあぁ」

  • 中位の波のビブラート
  • 大きい波のビブラート

ビブラートの使い分け

最初にも言いましたが、ビブラートは曲により多めにかけたり少なめにかけたり、かけなかったりとコントロールして使うことが重要です。

ビブラートができるからと何でもかんでもかけるととても耳障りな歌になってしまいます。

結論です!

  • ビブラートはたくさん練習してできるようにする
  • 色んなかけ方ができる
  • 曲の雰囲気により使い分けができる

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