こうすれば安定したロングトーンが出ます。すぐに効果あり!

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大人のための"カラオケ教室"

愛知県名古屋市のカラオケ教室「TAKESHI Vocal Studio」

ジャッキー吉川&ニューブルーコメッツのボーカルとしても活動するTAKESHIの歌手生活40年にも及ぶキャリアで習得した独自メソッドで、楽しみながら上達できます。

「発声練習のお話し」では、顔のストレッチ、正しい口の開け方、発声の練習方法をご紹介しました。

今回は続きのお話しをします。

前のブログを読んでいない方は、まずは「発声練習しても声が出ないのはなぜ?正しい声の出し方を伝授します!」をお読みください。

目次

ロングトーン

前の章では短い発声で喉を開く感覚をつかむという話でしたが、今回は開いた喉から発声した声を長く伸ばす練習方法からお話しします。

まずはおさらいで、正しい口の開け方をもう一度確認しましょう。

「あ」「え」「い」「お」「う」の正しい口の開け方

ではロングトーンで、

「あーーーーーーーーーーーーーー」

何回も言いますが、決して喉に力を入れないように。

呼吸の章でお話しした、お腹の力で息を送り出すイメージで声を出してください。

どうやっても喉に力が入ってしまう方(鏡を見て首筋に力が入っている様子が見える)は、次の練習をやってみてください。

普通の喋る声で、

「こんにちは」

次に「こんにちは」の最後の「は」を伸ばしてみます。

「こんにちはーーー」

喉が緩んだ感覚を保ちながら今度は全体に声を大きくします。

「こんにちはーーー」

続いて今の感覚を忘れないように更に大きく声をしていきます。

「こんにちはーーーーー」

最後に今の「こんにちは」の最後の「は」を伸ばせるだけのばしてください。

「こんにちはーーーーーーーーーーーーー」

この場合も決して喉に力を入れてはいけません。あくまでもお腹(横隔膜)の力で声を出します。

この最後に伸ばした「はーーーーーーーーーーー」が正しいロングトーンの出し方となっています。

横隔膜と声との連動

声の大きさは横隔膜といかに上手く連動させるかにかかわってきます。

次に横隔膜と声の連動のさせ方の練習方法をご紹介します。

「ハッ」の発声練習

呼吸の章で話した「横隔膜を鍛える運動」をまずはご確認ください。

「スッスッスッスッスッ」とお腹(横隔膜)の力で息を出す練習ですが、「スッ」の代わりに「ハッ」と声を出してみてください。

先ほどの「こんにちはーーー」を思い出して、喉の力を抜いて「ハッ」と発声します。

大きな声で

「ハッ」

続けて何度もやって、一番響くところを探りながらやってみてください。

喉にストレスがなく開いた感覚を感じ、一番声が良く響くところを見つけてください。

「ハーーーー」と強く声を伸ばす

良く響くところが見つかったら今度は

「ハッハッハッハッハーーーー」

と5つ目を4拍のばしてみてください。

これを何度も何度も繰り返し練習してください。

喉に力を入れずにお腹(横隔膜)の力で声を大きく伸ばすことが重要です。

横隔膜と声が上手く連動すると、伸びのある響いた大きな声が出るようになりますよ。

という訳で今回は「ロングトーン」の練習方法をご紹介しました。

最初はどうしても喉に力が入ります。

これは横隔膜の力が弱いためですので、しっかり呼吸練習を行って横隔膜を鍛えてください。

できるまで諦めず頑張ってくださいね!

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